《連載》遺伝子組み換えユーカリを止めるためにブラジルへ(その1)
- #コラム
- #遺伝子組み換え
OKシードプロジェクト事務局長の印鑰智哉が、5月下旬からブラジルでの「遺伝子組み換えユーカリ」の植林の調査に参加しました。 ブラジルでは紙パルプの原料として、大規模なユーカリの植林が行われてきましたが、これは「緑の砂漠」と呼ばれ、生態系への影響、水源の破壊、生物多様性の激減、農村の働く機会の激減、農...
OKシードプロジェクト事務局長の印鑰智哉が、5月下旬からブラジルでの「遺伝子組み換えユーカリ」の植林の調査に参加しました。 ブラジルでは紙パルプの原料として、大規模なユーカリの植林が行われてきましたが、これは「緑の砂漠」と呼ばれ、生態系への影響、水源の破壊、生物多様性の激減、農村の働く機会の激減、農...
4月某日、世界で唯一の「ゲノム編集」魚の養殖場がある宮津市を、OKシードプロジェクトの全国各地の有志メンバーが訪れました。 自然環境が美しく、地魚が豊かな宮津市で、「ホンモノ」を味わう「宮津ホンモノ地魚(ぢざかな)ツアー」です。 それでは、はたして「ニセモノ」対策は?? この現地ツアーの様子を、北海道...
放射線育種による農作物は「原子力の平和利用」という名目でかなり前から作られてきました。人為的に電離放射線を種子や作物体に照射してランダムに遺伝子に変異を起こし、それを元に新品種を作るという方法は「ゲノム編集」の登場でもはや不要になるのでは、とも思われましたが、ところが、ここにきて、急にお米の主力...
2023年が始まりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 2021年7月20日に開始したOKシードプロジェクトはおかげさまで、160を超える方たちにOKシードマークの使用申請をいただき、北海道から沖縄まで使っていただいております。そして、このプロジェクトはみなさんからの寄付で運営されており、メールニュース...
2022年もあとわずか、この時に、これまでのOKシードプロジェクトの歩みを振り返ってみたいと思います。 「ゲノム編集食品の流通が始まってしまう。しかも何の表示もなしに。タネも遺伝子操作されているかどうかもわからなくなってしまう」という強い危機感のもと、なんとかしなくては、と食や農、タネの問題に懸念を寄...